チュニジアをご存知ですか?世界地図ですぐにさがせますか?
ぴんとこない人のほうが多いのではありませんか?フェニキア人の都市
国家カルタゴ、ポエニ戦争でローマに併合された。聞いたことがあるでしょう。
日本の五分のニの広さを持つ国、世界遺産のいっぱいある国、
イスラムスンニ派の国、エジプトは知っていますよね!その上がリビア、
精悍なカダフイ大佐の国、その上の小国がチュニジアです。アルジェリアと
リビアに左右を接し北に地中海、南に行くに連れ、荒涼としたサハラ砂漠に
なっている国、アルジエリアと同じく、フランスの植民地であった国、
アラビア語が公用語、今年で独立49年目、予備知識の薄いままそして
最悪の体調で14時間かけてフランスのシャルル・ドゴール空港に到着、
成田を定刻の21:55離陸ですから外は真っ暗、シャルル・ドゴールも
暗かった、うっすらと明るくなりかけてきた、雪が降っている、
早朝4:00頃らしい!飛行機からトランジェットの待合に移動するバスが
待っている。雪が積もった階段を降りる、寒い!……・
その雪の為、チュニジアのインターナショナル・カルタゴ空港に予定より
遅れて到着、その日は晴れ、暑い!コートを脱ぐ、セーターも脱ぐ、
しかしながら、寒暖の差が激しく、脱いだり、着たりの繰り返し。
日本円をチュニジアディナールに交換(1TD → 約85〜90円)、
スーツケースを迎えのバスに押し込む、これからカルタゴ遺跡を見学・・
疲れている!ホテルでシャワーを浴びたいのが心境。我慢、我慢……。
初めてのチュニスでの昼食で、オレンジジュースを味わう、すっぱくて甘い、
沖縄のシークワーサーにネーブルオレンジを濃縮させて混ぜたような…
想像してみて下さい!唾液が湧いてきませんか!商業化された味では
無いけれど、ローカルで、その地でしか味わえない、フレッシュで濃厚な味、
デコボンに似た形、タネがあって、食べずらい。
この花からネロリが生まれるのかしら?
(※ネロリとはオレンジフラワーを水蒸気蒸留して出来る高額なアロマオイル。)
チュニスから程遠くない町シディ・ブ・サイドを見学した。両サイドにある土産品を
見ながら、そぞろ歩きをする。そこを過ぎると、住宅街なのか静かだ。
門扉の色が目に飛び込む。ブルーの色が鮮やかだ。坂を上がりきると、
眼下に地中海が見える。家々の壁の白と扉の色と空と地中海が渾然一体となって、
今まで経験したことの無い、色のハーモニーを奏でている。異文化の色、
日本では味わえない色だ。古いカフェでミントティを飲む。甘い!松の実が
浮いている、ほんのりとミントの香りがした。
(※条例で門扉の色が決められている。)
私の目的の一つにチュニジアで花を活けることがあった。IAAのテーマが"和"である。
生花を日本から持っていくわけにいかない。最小限の花は、現地調達をする事にした。
日本から持参したものは、細竹、太竹、黒芽柳、根引松、ヒバ、花用金網、
ポリエチレンの平たい花器、正月に飾るオーナメント、和紙、折り鶴等…
"チュニジア・ニッポン交流祭"の前日の夜、屋台の花屋で、黄色バラを8本、
黄色すかしユリを3本、予備にグリーンを一本購入、これで準備OK。
エル・ハナホテルのフロントで水揚げの為のバケツを借りる事にした。
ルームナンバーを聞かれた。持ってきてくれると言う、1時間以上経った、来ない、
現地時間で
11時過ぎ、歓迎レセプションで疲れていて眠い、フロントのある0階まで
降りる。フロントは違った顔、説明してもチンプンカンプン。言葉が通じない。
何か話し合っている。時間ばかりが過ぎる。英語の解る人が来る、少し待てという、
ロビーで30分、やっと来た!それはバケツではなく、重くて、
間口の狭いガラスの花瓶だった。